ブログ:音楽学習で育む力【その3】
荒川区西尾久に位置するピアノとリトミックの教室です。当教室は、ピアノは西尾久のお教室で、リトミックは北区王子のスタジオでレッスンしています。多様な地域から3歳から80歳までの幅広い年齢層の音楽愛好家が訪れています。
お子様の気持ちの切り替え方、どのように導きますか?
忙しい毎日を送る保護者の皆様、お子様のピアノ練習を日々見守ることは容易ではありません。お子様も学校や塾の宿題、他の習い事に追われ、リラックスのために始めたゲームや動画視聴が長引いてしまうこともあるでしょう。それを見て親御さんがイライラし、「ピアノの練習をしなさい!」と言ってしまうことで、ピアノの練習が親子の間で争いの原因になってしまうことも珍しくありません。
幼少期からリトミックで気持ちの切り替え方を育みましょう
リトミックの活動から~
これはリトミックでどんぐりを使って即時反応のレッスンをしています。
♫取って、入れて♫の2拍子の曲が流れると、子供たちはどんぐりや松ぼっくりを拾い始めます。
他の曲が流れる時はお散歩(歩行やスキップ)を楽しんでいます。
♫取って、入れて♫の2拍子の曲が再び流れると、子供たちは夢中で拾い集めます。
ずっと拾い続けたい気持ちですが、曲はすぐに切り替わります。ここで気持ちを切り替えることが求められます。中には拾い続けている子もいます。
しかし曲が♫取って、入れて♫の2拍子に戻ると、再び拾い始めることができます。これにより、拾い続けている子も安心して気持ちを切り替えることが出来るようになります。これは先を見通して行動する学びにも繋がります。リトミックでは、集中していた活動から手を止め、気持ちを切り替えて他の活動に移ることを多く練習します。
同じことを繰り返し行うことから工夫することを学ぶ
子どもは2歳までは同じことをするのが好きです。3歳以降は少しづつ変化を受け入れることが出来るようになり、5歳になると変化する事、また新しい事へ挑戦する精神力も備わってきます。
年中さん・年長さんのリトミックでは自己表現を促すカリキュラムが増えていきます。しかし何もない所から新しいことを生み出すのは困難です。今まで繰り返ししてきた活動を自分の工夫により変化をさせます。ここで重要なのは同じことを繰り返し行ってきたことで培われた力がある事です。そこから工夫やオリジナルを生み出す楽しさを学びます。
ピアノの練習も同じことが言えます
導入時期のレッスンでは、読譜力を高めるために練習方法を何度も伝えます。やがて初級レベルになると新しい曲を自分で読み解けるようになります。乱読でも読譜ができるようになれば、次は工夫が求められます。どうすればもっと弾きやすく、指がスムーズに動くのか?どうすればもっとカッコ良く演奏できるのか?これがピアノ学習の醍醐味の始まりです。
レッスンでは常に、音楽を感じてもらうことを心がけています。どのような演奏が面白いのか?たくさん練習をしてレッスンに来たならば、さらに充実感がありますし、練習不足でレッスンに来た場合であっても、ピアノ演奏の楽しさを感じてもらえるように一緒に演奏しています。
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