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講師プロフィール Profile

ちいさな音楽会 Step by Step 主宰
木幡 ひろ実Hiromi Kowata
  • 昭和音楽大学短期大学部ピアノ科卒
  • ピアノ指導歴25年
  • PTNA全日本ピアノ指導者協会会員
  • リトミック研究センターディプロマA認定取得会員
  • リトミック研究センター幼稚園・保育園指導認定会員

私とピアノ

寺子屋レッスン

学生時代は遊ぶ時間をいかに作るか?お世辞にも勉強熱心とは言えない学生でした。
幼い頃はピアノの先生に憧れの気持ちを抱いてはいましたが、現実的に考えたことはありませんでした。
音大への進学は「机に向かうよりピアノに向かうほうがいいかな」くらいの気持ちで決めました。それでも音大生の頃から近所のお子さんのレッスンを頼まれることがあり、寺子屋のようなレッスンをしていました。音大を卒業したころはバブル真只中、卒業後は迷いもなく証券会社に入社いたしました。

一般企業への就職

音楽しか知らなかった私にとって会社務めは大変勉強になりました。今より個性を出せない時代、決められた商品を決められたセールストークで販売する。私には少し窮屈でした。気がつけば学生の頃よりピアノに向かう時間が増えていました。もう一度しっかり自分の目指す道を見つけようと思い3年で退社いたしました。

「小さな音楽会」の原点

完全にフリーターになった私を音楽の世界に引き戻してくれたのは声楽家の恩師でした。自宅が近くだったこともあり先生のお稽古伴奏や生徒さんのレッスン伴奏の依頼をいただくようになりました。学生時代は遊びに夢中だったので、声楽曲はほぼ皆無でした。レッスンに伺う度に、いくつもの作品を渡され譜読みに明け暮れる毎日でした。そのうちに、先生のお教室の発表会に私の寺子屋の生徒さんも出演させていただくようになりました。その時の会の名前が「ひなぎく会~小さな音楽会」でした。

結婚~出産~育児の悩み

27歳で結婚し、2人の息子を出産しました。ピアノのレッスンは次男の出産を機に休止することに。子供の成長はあっという間、後悔しないよう育児に専念することにいたしました。しかし長男が幼稚園に入園した頃から周りのママたちとのお付き合いに悩まされることが増えていきました。「心理学を履修しておけば良かった」と、学生時代の怠惰な自分を呪いました。

ピアカウンセリングとの出会い

子供が幼稚園に通っている頃は、子供とママ友との交流が生活の大半を占めていました。そのころはピアノにも向かえず心身ともに疲れ切っていました。藁をもすがる思いで新聞の折り込みで見つけたのが、「ピアカウンセラー養成講座」でした。心理学は自分の心も整理しながらの勉強になります。まずは自分自身の大切さを知る。そうすることで家族との向き合い方、自分を取り巻く人たちとの関わり方にも変化が現れてきました。こちらには3年ほど通い心理対話療法士の認定をいただきました。そのころには育児も心から楽しめるようになりました。

「小さな音楽会 STEP BY STEP」と共にこれからも

次男が小学生になったころから、子供の同級生のレッスンを頼まれるようになりました。2009年「小さな音楽会 STEP BY STEP」と題して初めて自らを主宰とした発表会を行いました。
それからはあっという間でした。地域のお子さまたちと一緒に勉強してきました。指導法や演奏法、興味のあるセミナーには現在も時間の許す限り参加しております。2017年に西本夏生氏との出会いから、アンサンブルに興味を持つようになり、今は気の合う仲間とのアンサンブル活動にも夢中です。
2019年からは息子たちがお世話になった幼稚園やふれあい館で、地域の子供たちやママたちの笑顔が見たくてリトミックの活動を始めました。
学ぶことが尽きない限り「小さな音楽会」は、これからも時代の要素を取り入れながら進化していきます。

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