荒川区西尾久に位置するピアノとリトミックの教室です。当教室は、ピアノは西尾久のお教室で、リトミックは北区王子のスタジオでレッスンしています。多様な地域から3歳から80歳までの幅広い年齢層の音楽愛好家が訪れています。

ピアノのレッスンを開始する前に準備しておきたいこと
ピアノのレッスンは、いつ始めるのが理想的でしょうか?
私は、女児は4歳の後半、男児は5歳を迎えたころが適していると考えています。
その理由の一つに「手の発達」があります。3歳では、手を大きく開くことがやっとですが、4〜5歳になると、手を開いたり握ったりする動作がスムーズになり、指のコントロールも向上して、鉛筆でお絵描きをすることができるようになります。この頃にピアノを始めても決して遅くはないでしょう。
次に、「気持ちのコントロール」です。ピアノを目の前にした際、自由に音を鳴らしてしまうだけでは、レッスンとして成り立ちません。先生の話に耳を傾けられるようになってから始めることが望ましいと考えます。
しかしながら、音感・拍子感・リズム感は幼い頃から訓練することが可能です。5歳までにこれらを鍛えている場合とそうでない場合では、ピアノレッスンの導入時に大きな差が生じます。
また、ピアノのレッスンを開始するのは「遅くとも7歳までが良い」とされていることをご存じでしょうか?

音感・拍子感・リズム感の重要性

その理由の一つに、「聴覚の臨界期」と「運動能力の臨界期」があるためです。
臨界期とは、ある一定の年齢を迎えると習得が難しくなる「タイムリミット」のようなもので、個人差はあるものの、ピアノの演奏においても大きく関係します。

例えば、ピアノを弾く際には、楽譜を目で追いながら左右の手を協調して動かす必要があります。この動作には「脳梁」や、脳と手指をつなぐ「錘体路」と呼ばれる神経回路の発達が深く関わっています。個人差はありますが、幼少期に適切な訓練を行わなければ、これらの発達が十分に進まず、結果としてピアノの上達に時間がかかる可能性があるのです。

リトミックを勧める理由
臨界期までにこれらの能力を身につけることができれば、大きなメリットがあります。リトミック研究センターのカリキュラムでは、お子様の年齢に応じた目標が設定されており、楽しい教材を活用しながら音楽活動を行うことで、自然に必要な能力を育んでいきます。

また、ピアノの演奏には、左右5本ずつの指の独立が不可欠です。その準備段階として、まずは3指の訓練を行います。
折り紙やクラフト制作、ビーズを紐に通す作業、トングを使って小さなドングリをお皿に取り分けるなど、指の独立を促す様々な活動を通じて、スムーズなピアノ演奏につなげることができます。

さらに、リズム感・音感・拍感のほか、ピアノ演奏に必要な 「空間認知能力」 も教具を活用しながら習得していきます。

ぜひ、お子様の可能性を広げる教育の一環として、リトミックを取り入れてみてはいかがでしょうか。

只今新年度の受講生を募集しております。
体験レッスンに是非お越しください。
5月10・17・24日(土)
【対象年齢とレッスン時間】
各クラス 土曜日 月3回
14:10~14:50 Step3🐇(年少満3歳)orベビー🍼(生後6か月以上)
14:55~15:25 Step1🐤(満1歳)
15:30~16:10 Step4🐬(年中満4歳)
16:15~16:55 Step2🐿(満2歳)
※2025年4月1日時点でのご年齢でクラスが決まります。
pianodaisuki0806.3do1.jp

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