ブログ:リトミックってなあに?①
荒川区西尾久に位置するピアノとリトミックの教室です。当教室は、ピアノは西尾久のお教室で、リトミックは北区王子のスタジオでレッスンしています。多様な地域から3歳から80歳までの幅広い年齢層の音楽愛好家が訪れています。
リトミック研究センターリトミックは、
のこどものためのリトミック
リトミックを調べると、多くの場合、スイスの作曲家・音楽教育家であるエミール・ジャック=ダルクローズが考案した、100年以上の歴史を持つ教育メソッドとして説明されています。このメソッドは、「リズム動作・ソルフェージュ・即興演奏」の3つの柱で構成され、それぞれが相互に作用しながら成立するものです。
しかし、リトミックは幅広い年齢層やさまざまな分野に適応できるため、
具体的にどのような効果が期待できるのかが漠然としていると多くの方が感じていることと思います。
リトミックを学んで分かったこと
私は当初、「子供のピアノ導入」としてリトミックを学び始めました。しかし、リトミック研究センターで以下のような幅広い指導法を学び、資格認定を得る中で、リトミックの本質をより深く理解するようになりました。
- 初級・中級・上級(2歳~5歳のリトミック)
- ディプロマB・ディプロマA (ダルクローズリトミックの理解の導入)
- ベビーリトミック
- 1歳児のリトミック
- 幼稚園・保育園向けリトミック
- 高齢者のためのリトミック
こうした学びを通じて、リトミックは子供だけでなく、大人や高齢者、さらには障害を持つ方々にとっても楽しめるものであり、それぞれに適した形で効果を発揮することが分かってきました。
リトミック研究センターの特徴
また、理解が深まるにつれ、リトミック研究センターのリトミックは、特に「子供のためのリトミック」として発展していることを認識しました。
カリキュラムは、音楽学習や社会性の育成だけでなく、知育にも重点を置いています。レッスンでは、数の概念や語彙の習得、指の独立を目的としてモンテッソーリの教具を活用し、楽しく学べる工夫がされています。
左から ベビー前期・ベビー後期・Step1の教具です
Step2の教具:ビーズ遊びの活動
リトミック研究センター認定教室では、モンテッソーリ教育の知育教材を取り入れた活動が特長のひとつです。
赤・黄色・緑の木のビーズを紐に通して、いろんな動物に見立てて遊びます。色を覚えたり、数を数えたり、「これはゾウのごはん!」なんて言いながら遊び方もいろいろ!
さらに、タンバリンの上にビーズを落として、カラカラっと音がはねるのを楽しむ遊びもあります。子どもたちはこの音が大好きで、ついつい夢中に!
この遊びを通して、集中力やがまんする力、想像する力など、いろんな力が自然と育まれていきます。
Step4の教具:縫いさし
また「縫いさし」もそのひとつ。子どもたちは目打ちでそっと穴をあけて、刺繍糸を針に通してチクチク縫っていきます。指先を使いながらよく考えて、集中しながら安全に取り組むことで、考える力や集中力、注意力がどんどん育っていきます。できあがったときの「できた!」の笑顔が、とびきりうれしい瞬間です。
体験レッスンのご案内
リトミック体験レッスン
7月体験会実施中 7/5・7/12・7/19(土)
お時間など詳細は 王子リトミックスタジオ ホームページをご覧ください
https://pianodaisuki0806.3do1.jp
ピアノ体験レッスン
https://tiisanaongakukai.com
それぞれのHPお問い合わせフォームからお待ちしています