荒川区西尾久に位置するピアノとリトミックの教室です。当教室は、ピアノは西尾久のお教室で、リトミックは北区王子のスタジオと、西尾久教室でレッスンしています。多様な地域から3歳から80歳までの幅広い年齢層の音楽愛好家が訪れています。

コンサートを楽しんできました

朝晩寒くなりました。秋も深まりクリスマスシーズンも間近です。色んなコンサートが各地で開催されています。皆様はどんな音楽会に行かれましたか?

先日私は「ノスタルジック・ショパン」と題したコンサートに行ってきました。

ショパンの人生を順に追いながら作品を紹介するプリグラムで、ワルシャワ時代、パリの時代、ジョルジュ・サンドとの出会いとマヨルカ島の時期、そしてノアンでの作品そしサンドとの別れ・・・・また当時親交があった音楽家の作品や、ショパンがインスパイアされた作品なども演奏されました。

プレイエルの音色

使用楽器はショパンの時代19世紀のプレイエル製のピアノと(川口成彦氏)、チェロはエンドスピン(足)のないピリオドチェロ(上村文乃氏)ででした。そこにバリトン(歌 加耒徹氏)が加わるシックな舞台に温かい空気の伝わる演奏に魅了されてきました。

プレイエルでのコンサートを聴くのは初めてでした
現代のピアノより、音量は小さく、音の減衰が繊細でした。響きも現代のとは異なり残る音、消える音、きっとペダルも複雑で演奏者の高い技術を要する楽器だと察しました。またピリオドチェロと演奏されたショパン作曲「チェロソナタト短調」は現代の楽器で演奏する響きとは全く異なり、シックな音色の中に確かなテクニックに引き付けられました。

私が一番心に残ったのはプレイエルとバリトン(歌)によるベッリーニ作曲の「ああ!永久に君を失った」でした。プレイエルの控えめな響きとあたたかなバリトンの歌声が完璧に重なり暖かい響きの中にもキラキラした音が伝わる演奏でした。
歌曲なので歌が主役ですが、伴奏のピアノに耳が傾むいてしまいました。いつか演奏したいなあと思った作品でした。

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