ブログ:今年も1年ありがとうございました
こんにちは。ピアノとリトミックのお教室、小さな音楽会です。
2022年も早いもので残り10日です。
先日、横浜クラリネット合奏団のクリスマスコンサートに行ってきました。
開場は横浜海岸教会。
横浜海岸にほど近いこの小さな教会は、日本人のための最古のプロテスタント教会だそうです。
プログラムは
ヘンデル:シバの女王の到着
パッヘルベル:カノン
J.S.バッハ:G線上のアリア
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
アンダーソン:そりすべり
クリスマスソングメドレー
ヘンデルの作品を教会で聴いたのは初めてでした。
「シバの女王の到着」はもともとオラトリオ、「ソロモン 」の 第三幕冒頭で演奏されるシンフォニアです。
オラトリオとは オーケストラを伴奏にして、宗教的な題材による歌詞を用いた、独唱、重唱、合唱のための大規模な音楽作品です。
オペラと異なるところは、動き(所作)、衣装、舞台装置を使いません。
横浜クラリネット合奏団の演奏は、完璧なオープニングでした。
厳かな教会で、木管の温かい音。心がスーッと浄化されました。
ログラム後半のラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」も素晴らしかったです。
もともとラヴェルがピアノ曲として書いた作品ですが、後に管弦楽に編曲されています。
ピアノで弾いたり聴いたりしている曲を、このように演奏されるとあっぱれです。
冒頭7小節のレガート表現は管楽器だからこそ成せる技。素晴らしいレガーティッシモでうっとりと聴き入ってしまいました。
クリスマスメドレーにも触れておきたいです。
クリスマスソングやクリスマスキャロルは定番でおなじみの曲ばかりですが、やはりこの時期に生の演奏で聴くのは別格です。
年齢を重ねたせいでしょうか…今年1年間の楽しかったことや嬉しかったことを振り返ってしまいました。
「あぁこういう時間て大切だなぁ」としみじみいたしました。
実は横浜クラリネット合奏団のクリスマスコンサートを聴くのは2回目。
昨年は教会の後ろ、一階のお席でしたが、今回は二階のお席で聴きました。
響きが全然違う感じがしました。
教会の高い天井に伸びる音はなんとも素敵な響きです。
個人的には二階のお席の方が好きです。
教会でのコンサートの場合は二階席をおススメいたします。
来年は横浜クラリネット合奏団は40周年を迎えるにあたり、みなとみらいホールで記念コンサートを開くそうです。音楽ホールだとまた違った響きを聴かせてくれるでしょう。今から楽しみです。
皆さん!今年も1年間ありがとうございました。12月に入り寒さが一段と厳しい気がいたします。くれぐれもお身体に留意されて良いお年をお迎えください。
#横浜海岸教会
#横浜クラリネット合奏団
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